困ってる人のTwitterを見たり「たぬき」を見たり
明日からの出勤が嫌すぎて家事とフットジェルの塗り替えしかできず、ずっとインターネットを見ていた。他人の困ってる様子や叩かれている様子を長時間見てしまい更に凹んでしまった。
貧困や発達に抱える問題などにより厳しめライフを送ってるアラサー女性がTwitterにはめちゃくちゃたくさんいて、その呟きがどこまで本当かわからないのだけど明日の私かと思って見てしまう。
今は"たまたま"
・衣食住があり、
・1人分の生活費を稼ぐ職があり、
・穏やかな関係のパートナーがおり、
満ち足りている状態だが、
・私はそもそもジョブホッパーだし、
・生活力が皆無だし、
・お役所の手続きをギリまで先延ばしにするし、
・貯金だってめちゃ少ないし、
・奨学金を返済している最中だし、
・いざと言うときに頼れる身内もない。
上記の通り私は、Twitterで無理めなクレカの請求額に憂いたり、就職面接で箸にも棒にもかからないことに涙して多めに睡眠導入剤を飲んだりしているアラサー女性アカウントサイドの人間だった。
だからこそ彼女たちが気になって見てしまう。そして落ち込んでしまう。
こんなに苦しいなら明日出勤するほうがマシだ。仕事してたら仕事のことだけ考えられるし、仕事のことだけに怒れる。楽だ。雇われ人の仕事なんて所詮他人事だし…。
落ち込むくせに、目立つ人が叩かれる掲示板「たぬき」も、年に2回くらい見てしまう。
隅っこでひっそりと生きてきたので叩かれサイドの人たちに共感することはないけど、叩きサイドの人に共感することはある。
現実世界では人の顔色を伺って、気を利かせて生活をすると、スムーズに生きられるからそうしている。要らぬ争いを避け、他人に感じた違和感や怒りに自分で蓋をする生活。
大人になると、我慢系の、蓄積系のスキルばっかり求められる。
放出系の技を使いたいのだと思う。
インターネット上でやりたい放題やってる利害関係すらない赤の他人なんて、放出系の的にしやすいんだろうな、なんて。
怒りを表現するのって気持ちいいんだよな。
たまにブチギレるとすっきりするよな。
私もやってみたいな…と思いつつ、
やっぱり、それ以外の発散方法を考えたいな、
と思ってブラウザを閉じる。
それを年に2回やる。
そして費やした時間を振り返って落ち込む。
こんなことしている間に何枚の洗濯物が畳めただろうかね。皿を洗えただろうかね。
明日から生産性で数えられる作業を再開します。
困ってないけど、いつ困るか。
叩いてないけど、いつ叩いてしまうか。
考えるのは先延ばしにします。