ほよほよぴ〜なっつ

放出系魔法

アラサー事務員がかっこいい主人公になる自由

下北のシーシャ屋のギャルが主人公になる方法を教えてくれた。

 

30を目前として経験社数3社目。

新卒で入ったbtob総合職から徐々にキャリアダウンして今、小さな組織の事務職員をしている。

 

日々のモチベは上がらず、

業務改善からインナーコミュニケーション、

その他もろもろの提案に行っては

理由のないボツを食い、

 

ほかのデスクの職員にも覇気がなく、

ゆるく働いている人と同じ給料だと思うと

頑張ろうとしてるのがアホくさくなり、

モチベが一生上がらず元気になれない日々を過ごしていたところに、下北のシーシャ屋のギャルが舞い降りた。

 

何を着て、どこに住み、どんな仕事をするか。

それを、ストーリーみたいに語って聞かせてくれるギャルだった。

あとから考えたときに、どうしている自分がいちばんカッコよかったか。

何かをするには何かを諦めることになるんだから、カッコいいほうを選んできた、と、

そんなようなことを話していた。

 

今になって思えばやけに客観的視野の広いギャルだった。ギャルとはそもそもブランディングに長けている。だから憧れる。

 

じゃ、そのギャルをお手本に

自分もぱ〜っとワーホリでも行くか?

というのとはまた別で。

 

そういや、私もカッコよくなりたかったんだった。

すごい単純で、誰でもきっと考えたことがある

根源的なことだった。思い出した。

 

カッコつけたくて専門分野の高校に行き、

カッコつけたくて名前の知れた大学に行き、

カッコつけたくて総合職に就いたんだった。

 

で、「なんかおもてたんと違う」と思って

転職したけど、そのときにはもう忘れてたかもしれない。カッコつけたかったこと。

 

いますぐに現職を辞めて

カッコつく職に転職するか?とも思ったけど

現職で最大限バリューを発揮してから華麗に転職するほうがカッコいいのでは?

 

じゃ、今の職でどうやったらカッコいいかな。

どうあるのが、主人公かな。

そう考えると、私も捨てたもんじゃないな。

履歴書に書ける武器もある。

パソコンくれたら金稼げるスキルもある。

パートナーもともだちもいる。

 

すでにけっこうカッコよかった自分。

じゃ、カッコいい私がさらにカッコよくなるためにはどうする?

 

前むきになろう。

ゆるくてカッコよくないな、と思ってた人たちのカッコいいところを見つけて尊重しよう。

そんで、憧れられて、今の職場を卒業して、

次はステップアップにしよう。

悲しいかな年齢的なリミットはもうすぐそこまできてる。だけどまだギリギリセーフで粘れる。

 

頑張ろう、ではないな。

カッコつけていこう。

まずはヤバい事務員になろう。

あとのことはそれから考えます。